日本ミツバチの養蜂体験 |
・科学的に合成した日本蜜蜂誘引フェロモンが開発され、巣門に吊すだけでミツバチが寄ってくるとの情報を聞きやってみることにしました。 ・5月7日夕方に巣箱が到着、早速設置。 ・何と翌日8日に即入居。 |
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・朝10時半ころ何か気になり振り向いたところ 黒い塊がアメーバのごとく形を変え南の空から、 しかも音を立てながらこちらに向かってくる様に目がテン。すると一瞬に消えてしまった。 ・何が起こったかわからない。偶然に遭遇した者の話です。 ・ミツバチの分蜂群が入居した瞬間でした。 ・それにしてもおそるべき誘引剤、驚きと嬉しさいっぱいでした。 |
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・入居から2か月後の7月半ばの状態です。 ・今迄巣箱の中にいたものが外にはみ出しているのですから驚きと不安がいっぱいです。 ・巣箱の中で何が起こっているのか、このまま逃居してしまうのか、初心者の悲しさわかりません。 ・サイト質問で教えて頂いたことは、巣箱が一杯になっているので外にはみ出しているとの事。安心した次第です。 ・1群当たり1万〜2万匹と言われています。高さ60pの巣箱が2か月で満杯になるとは驚きです。 |
・ミツバチはおとなしいので刺さないと言われていますが、それでも怖くて巣箱の中を覗いたり掃除をしたりしていませんでした。 ・この際思い切って覗いて見ようと、カメラを入れた動画です。 ・なるほどカメラのピントが合わないほど巣門近くまで巣が伸びていました。 ・巣箱の外にはみ出したまま強群にしておきなさい、継箱もいらない、巣虫も入れないので安心とのアドバイスを頂いておりましたので、そのまま見守ることにしました。 |
・お盆休暇が長いと碌な事を考えません。 ・思い立って自分で巣箱作りに挑戦してみました。 ・作ってみると意外と簡単に出来てしまいました。 ・理由はホームセンターで杉材を切ってもらったこと、後は組み立てるだけですからこんなに楽なことはありません。 ・ミツバチに心を奪われてしまったようです。のめりこんでいます。 |
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・9月14日採蜜日。 ・何日も前から頭の中で採蜜のシミュレーションをして本番に臨みました。 ・上段巣箱にヘラを入れて四隅に隙間を作り、ワイヤーを入れて巣を切り離します。蜜蝋で固まっていますので中々の力仕事です。 ・上から叩いてミツバチを下に移動させ、上段巣箱を持ち上げたところミツバチがワーと飛び出してきました。。 ・シミュレーションと違う状況に頭は真っ白。 ・防護網をかぶっているからと言っても、顔の周りをブンブンと飛び回られると気は動転します。 ・用意していた空箱に巣箱を入れ思わず避難してしまいました。 ・後で聞くと、ミツバチが下段の巣門から出てくるまで叩かなかったこと、上段巣箱を持ち上げるとき誤ってミツバチを殺してしまったことが原因と分かりました。 |
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・ミツバチが落ち着いたころを見図って、蜜の入った巣板を外していきます。 ・大量のミツバチも未だ巣板と一緒にいますのでコワゴワです。 ・慌てながら、巣板をぐぎゃぐぎゃに潰してしまいながらも、外し終えました。 ・ミツバチがへばりついている巣箱を巣門の近くに置いておいたら、時間とともに新しい巣箱に戻って行き安心しました。 ・巣板には蜜がいっぱい入っており、そのまま食べてみました。初めての巣蜜体験です。 ・香りがあって甘くて最後に巣がガムのように口の中に残ります。食べれるのですがおいしくないのでやめました。 ・圧縮機は持っていないので手絞りしました。蜜が濃いところ薄いところといろいろです。 ・その後仕上げ濾しをして蜂蜜の出来上がりです。放射能も不検出と判定され4リットルの収量でした。 |
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・採蜜から2週間後、越冬用に貯めた蜜を、勝手に頂いた御礼に給餌をしました。 ・厳しい冬を無事越すことができるよう祈っています。 ・5か月間ミツバチと過ごしましたが、ミツバチの虜になってしまいました。 ・他の仲間は巣箱の中なのに、薄暗くなっても蜜集めに飛び立って行く姿、雨の日もだったり、健気な行動にジーンときます。 ・着陸する動作の千差万別さ、下手なのは巣箱にぶっつかったり、着陸台からこぼれ落ちたり、見ていて飽きさせません。 ・集めた蜜を勝手に横取り(採蜜)し、何か後ろめたさが残るのは、一生懸命に生きてる姿をそこに見るからだと思います。 ・ミツバチに癒されるとは思いもしませんでした。 |
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・12月中旬雪が巣箱を覆いつくしました。 ・中を覗いてみると十字の巣落ち防止棒が見えていますので大分ミツバチの数も減ってきています。 ・冬は始まったばかり、ガンバレ! |
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・1月下旬寒い毎日のなかにもちょっと気温が4度位に上がったので内検しました。 ・40日ぶりの対面。前から見ると十字の巣落ち防止棒が完全に見えています。 ・巣板も大分見えるようになりハチは真ん中に固まって潜り込んでいます。 ・底板を見ると巣カスが山盛りと寿命が尽きたハチがたくさん転がっています。 ・掃除をしてきれいにしてあげました。 ・まだまだ元気でしたので安心いたしました。 |
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・2月中旬の暖かい日が続いたある日、排泄行動の痕が見られました。 ・白く見える写真は防寒のために段ボウルで囲った巣箱です。 ・排泄行動は白いところにすると聞いていましたが、まさにその通りです。 ・茶色に垂れ下っている模様が排泄痕です。 ・ミツバチは、きれい好きで巣の中ではしない、冬は我慢して腹に貯めておく習性があるそうです。 ・暖かくなったチョイの間を利用して脱糞をしたわけです。 ・行為は見れませんでしたが元気な様子が伺い知れて安心しました。 |
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・2月下旬、気温が10度を超えた11時半ころ巣箱から少しづつ顔を出したり引っ込めたりしています。 ・パラパラと数匹が飛び始めました。 ・13時過ぎに再度見に行くとびっくり、巣箱の周りで相当数が飛び回っています。 ・逃居か、不安がよぎります。初心者の悲しさで何の行動かわかりません。 ・見ていると巣箱の周りから1匹2匹と離れては戻ってきています。 ・近くの松の芽に寄ってきては採餌行動をしていますが何せ松ではどうしようもありません。 ・周りはまだまだ1m位の根雪に覆われています。 |
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・お彼岸の中日、暖かさが戻り巣箱の周りを飛び回っています。 ・花の開花はまだまだ先なのでつなぎ給餌を約300cc程しました。 ・翌日になりましたら、何と後ろ足に花粉をつけて戻ってきています。 ・どこで花を見つけたのか、花が咲いているのに驚きです。 ・巣作りがもう始まっています。 |
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・桜もようやく8部咲きになってきました。 ・巣箱の着陸台には雄蜂の繭蓋が散乱しだしました。 ・後2週間位か、待ちにまった分蜂が始まります。 |
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・5月4日11時30分頃からミツバチがどんどん出てきて巣箱の周りに集まってきました。 ・すわ分蜂が始まる、心は高鳴ります。 |
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・13時50分頃次から次へと飛び始めました。 ・巣箱上空を大群が乱舞しています。 ・巣箱から2o位の距離で見ていますから、ミツバチの乱舞のただ中に巻き込まれて私も興奮状態です。 ・ところが3、4分であっという間に巣に戻ってしまいました。 ・女王蜂になにかあったのかと心配していました。 ・後から師匠にお聞きしたところ、「時騒ぎ」という現象で、分蜂の予行練習のような行動だそうです。。 |
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・5月6日11時50分頃騒がしいので見てみると、巣箱の上空で乱舞が始まりそうです。 ・今度こそはと見守っていますと、巣箱の上空から次第に移っていき畑の上空がにぎやかになってきました。 |
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・その内、梅の木に留まり始めました。 ・瞬く間に上を向いて塊り静かになっていきます。 ・巣箱から飛び出しはじめて20分くらいの出来事でした。 ・女王蜂も塊りにいるとみて、どこかの新居に移動する前に強制的に取り込みます。 ・網で、女王蜂がいる中心部をすくいあげ取り込もうとしますが、未熟な悲しさ思い通りに取り込めません。 ・3〜5割位は捕獲しそねたでしょうか、ミツバチに申し訳ない気持ちです。 |
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・初めて制作した巣箱に、何とか入居させました。 ・蜂球を作っていますので、女王蜂はいるようで安心しました。 ・それにしては小さい蜂球で、今後の女王蜂の活躍に期待し、早速ウエルカムドリンクを500ccあげました。 昨年の5月8日から一年になり、すべての工程を体験いたしました。 一生懸命に生きてる姿に感動し、勇気づけられ、癒された一年間でした。 二年目は二群を見守っていきます。 |